(05) 身近な自然

オーストラリアに住んでいると、自然を身近に感じることが多くあります。
シドニーは都会ですので、街の中ではビルがひしめき、道路が縦横無尽に走っています。
中心街の大きな交差点に立って見る風景の「都会度」は、東京や大阪とあまり変わりはないかもしれません。
でもひとたび車に乗って20分も走ると、周りはあっという間に森だったり、きれいな海岸線に出たりします。シドニーの場合は山はあまりなく、一番近いブルーマウンテンという山は車で1時間半くらいかかります。

 


超大都会である東京などと比べてしまうと総人口が少ないこともさることながら、都会としての範囲がとても狭いなあと感じるのです。
その範囲の外では、森が広がっています。
そのせいか、シドニーの通勤圏内の住宅街でも色々な動物に出会います。ポッサム、ワラビー、カンガルーから、トカゲ(1メートル以上の大物もざらです)、コウモリ(これまた羽を広げると1メートル近く!)、オウム(超カラフル!)、ヘビ(。。。)、巨大クモ(-_-;)、そして海に行けばイルカ、ザトウクジラ、サメと、かわいらしいものからおどろおどろしいものまで実に盛りだくさん。

かわいいだけではありません。
夏に雨の少ない暑い日が数日続いただけで、山火事(ブッシュファイヤと呼ばれます)というか森火事(?)の危険性が一気にアップして、公園でのバーベキューが一切禁止されたりします。
森の大部分を占めるユーカリの木は油脂が多くとても燃えやすいというのも影響するようです。
数年に一度、大きなブッシュファイヤがあるとシドニー全体が煙で覆われてしまうこともあるくらいです。

そんな場所ですから、比較的都会に住んでいても、いつもちょっと遠巻きに自然に囲まれているような気がします。
田舎で大自然に囲まれて住む方もたくさんいらっしゃいますが、私のような生半可者には、ここシドニーで感じるくらいの自然との距離感が、良い具合なのです。


2017年02月21日